西部地区からこんにちわ。

昨年、「移住計画2015」開催中に同時開催した「オオヤミノル コーヒーレクチャーWORKSHOP Vol.1」
のコーヒー焙煎家・オオヤミノルさんは初めて函館に来て
「函館はサンフランシスコになり得るポテンシャルを持っている」
と、言われ私達箱バル不動産メンバーは真に受けて(特に私が)
突き進み、An deux HOUSE取得にも繋がりました。

函館に移住してきて、丸6年が経ちました。
今は本当に世界一カッコいい場所じゃないかと思っている函館ですが、
それに気づいたのは移住して5年目ぐらいでしょうか。
じわじわと。

私は関西の出身で、高校卒業から約8年間は京都に住んでしました。
その間に神戸が好きでよく週末出かけました。
なかでも「旧居留地」と言うエリアが好きでした。
2年前に改めて、家族で出掛けた時、古い鉄骨RC造りのビルのサイズが
大きいことや耐震などの構造強化をしながら、経年変化をそのまま引継ぎ使われている
(フランス・パリのビル群のように大手ブランドショップなどが入ってる!)ことに驚きました。
けれども、函館の旧居留地エリア=西部地区のポテンシャルは引けを取らないとも思いました。

でも問題は、「文化」という形のないものを大事にする「文化」。
今のアメリカ西海岸のサンフランシスコやポートランドなど、
お客さんの「消費」ばかりを考えた店作りではなく、
自分の「好き」を追求した店作りが結果、街に反映されて徐々に影響していく。
結果、時間はかかるけれど「消費」にも確実に繋がる。

間もなく、「オオヤミノル コーヒーレクチャーWORKSHOP Vol.2」が開催で、
今は自分の「好きなコーヒー」について考えていますが、
そういうことをすこしずつ発信することで、もっと感覚が自由になって文化に繋がってほしい。
カッコいい建物や美しい景色、すばらしい住環境、美味しい食材や楽しいお店を
満喫できる街だとお伝えしていけたらと思っています。

箱バル不動産 苧坂香生里

追伸:合わせて6月6・7日@天然酵母パンtombolo「オオヤミノル コーヒーレクチャーWORKSHOP Vol.2」
も、よろしくおねがいします!