BOTANオープンハウス後記

平成28年4月3日。BOTANに行くと、リビングに寝袋の抜け殻が放置されていて、オーナーのきみあきくんが泊まり込みで
ギリギリまで作業していたことがうかがえた。
小雨がちらつくなか、薪ストーブ用の薪割から一日が始まった。
2階には、オープンハウス当日までを記録した写真を壁に張り、箱バル不動産の「空き家利活用相談ブース」を設営した。
準備していると、きみあきくんの奥さんが見覚えのあるソファを持ってきてくれた。
これは、旧所有者が実際にこの建物で使用していたソファで、僕が見たときは座面が破れていたのだけれど、
それを近所の椅子屋さんに張替えしてもらい、センス良く仕上がっていた。13214804_898384573599679_524191470_oきみあきくんは、設計した富樫さん含め、僕達箱バルの為にと、このオープンハウスの開催を快く了承してくれて、
さらに、この建物内でみつけた暮雪餅(旧所有者のお父様の餅屋)の包み紙をこの日の為に大切に保管し、
これに牡丹の花を包んで来場者にプレゼントするという粋なはからいまで準備してくれていた。botan312時のオープンを待たずにお客さんが入り始め、終わりまでお客さんが途切れることはなかった。
BOTANや箱バルとは縁の深い、フードスタイリストの近藤緑さんも、お手製のとてもおいしいおはぎを持って
手伝いに来てくれた。
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今日に至るまでに、この建物に関わった人たち、SNSで進行状況を追っていた人たち、BOTANのお客さん、友人、家族、
とにかくたくさんの人がこの日を待ちわびていて、その期待を裏切らない出来栄えに、賞賛の声がたくさん聞こえてきた。

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大盛況のままあっという間に終了時刻になり、僕達主催者は〆の乾杯をする余力もなく解散。本当に、お疲れ様でした。
改めて、オープンハウスにご来場、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
そして、BOTANリニューアルオープン、おめでとうございます。

箱バル不動産 蒲生